Friday, November 16, 2007

第39回JBCフォーラム「臨床開発をめぐるFDAとの攻防」

11月16日(金)開催のフォーラム「臨床開発をめぐるFDAとの攻防」のご案内です。

ご承知のように米国では、臨床開発から医薬品・医療機器販売を行っていく上で、FDAとは切っても切れない縁で結ばれております。しかし実際のところ、 FDAとどのような点でどういう風に関わっていくのかというのは、我々一般のバイオ研究者はあまり知る機会のないところであります。そこで11月のJBCフォーラムは、満を持してのテーマ「臨床開発をめぐるFDAとの攻防」で開催いたします。第一部では、臨床開発に最も近いところでお仕事をされている3人のスピーカーからそれぞれの立場から知り得た興味深いお話を、第二部では Q&A・パネル討論を企画いたしました。

岡田博さん(岡田コンサルティング)からは「LASIK & Clinical Study」という題で、我々に身近な医療機器Lasik の臨床開発を通じての、FDAとの接点(ミーティング、inspection)をビギナーにも分かりやすくお話していただきます。

青柳貞吉さん(Regimmune社・開発本部長)からは「医薬品開発の多様性と多面性」についてのお話をいただきます。治療薬開発ということでちょっと難しくなりそうですが、「ここだけの話」に精通していらっしゃいます青柳さんの鋭い視点の切込みと簡潔なトークは、バイオ研究者の必聴です。

丸山 和徳さん(アステラス ベンチャー マネジメント)からは、「糖尿病治療薬rosiglitazone の副作用を巡る進行中の議論」という題で、臨床開発のあとにも実は大事な仕事が待っているという事をお話頂きます。メタ解析で副作用リスクが指摘された後に、FDAや学会・製薬企業がどのように対応しているかについて、興味深くかつ示唆に富んだお話を聞くチャンスです。

みなさまお誘い合わせの上、ぜひご参加下さい。

第39回JBC フォーラム担当 鶴下直也・山口京子


第 39回JBC フォーラム 「臨床開発をめぐるFDAとの攻防 」
本フォーラムは日本語で行われます。
日時: 2007年11月 16日(金) 6:00 pm 開場  6:30 pm 開始
場所: Morrison & Foerster LLP, conference room (enter from the main lobby)
(MoFoはPalo Alto Squareの一番奥の駐車場の横になります。暗くなるとわかりにくいので、お出かけ前に必ず場所をご確認下さい。)
参加費: $10 (食事代含む)