Monday, September 1, 2008

第2回JBCフィールドトリップ Winery Tour!

JBCメンバー、

お待たせいたしました。9月28日開催の第二回ワイナリーツアーの御案内です。世界有数のワイン産地であるナパバレーやソノマバレーでは、葡萄の収穫時期が近づいています。今年の夏は涼しい日が続きましたが、葡萄の生育にはどのような影響を及ぼしたのでしょうか。2008年がワインの当たり年になるのかどうか、気になるところです。北カリフォルニアでのワイン作りは、その歴史は短いものの、今では世界的に高い評価を得ています。ナパバレーやソノマバレーが葡萄の生育に適した環境であったことも重要な因子ですが、カリフォルニア大学デービス校ワイン学部(正確には Department of Viticulture and Enology)における長年の研究活動を忘れることはできません。バイオ、バイオと騒がれるずっと以前から、醗酵、品種改良、害虫対策などの分野でワイン作りを支えてきました。医薬品、検査薬、医療機器だけがバイオではありません。長年の歴史を持つ醸造学もバイオ産業の重要な要素であり、今も興味深い研究テーマを提供し続けています。バイオの世界は広い。皆さん、収穫の秋にワインを味わいながら、バイオを大いに語りましょう。

能書きはこれぐらいにして、目的はおいしいワインを楽しく味わうことです。今回も近鉄インターナショナル社の多大なご支援により、ワイナリー巡りバスツアーを計画することができました。普段は運転手で充分にワインを楽しめない方も、今回は運転を気にすることなく試飲をしていただけます。今回は日曜日のフォーラム開催となり、家族連れも歓迎します。

日時:9月28日(日)。8時半出発、5時半解散。

集合および解散場所:フォスターシティ(詳細は後ほど)。サンフランシスコあるいはバークレーでもピックアップ場所を設ける予定です。

ツアー内容:午前中は知る人ぞ知る Artesa Winery へ直行。日本人ワインメーカーの中村倫久さんに、ワイナリーの歴史とワインメイキングの説明をしていただき、その後テイスティングルームに入り、各ワインの味の説明をしていただきます。昼食はソノマ市内で自由行動。昼食後は、これも知る人ぞ知るソノマバレーのChateau St. Jean Wineryを訪問し、さらにその近辺のワイナリー(未定)を訪問した後に帰路につきます。

費用:一人30ドル。バス代およびArtesa Winery でのツアーと試飲料を含む。昼食費および他のワイナリーでの試飲料は個人持ちです。中学生以下の子供は10ドル。座席の必要のない幼児は無料。

第2回JBCフィールドトリップ担当 鶴下直也