緊急企画 LSJ/JTPA/JBC合同フォーラム
M9.0 東北大学病院高度救命救急センター72時間の記録
~次の「想定外」を想定するために何を学び、何を準備するか~
近日ベイエリアに立ち寄られる、東北大学病院助教、高度救命救急センター脳外科医の中川敦寛先生をお迎えし、LSJ, JTPA, JBC合同フォーラムを開催します。
震災当時、中川先生は、救命救急センタースタッフと共に、重症被災者の受け入れと救命にあたりました。ライフラインのダウン、状況が刻々と変化する中での医療ニーズのピーク、あらゆる面での“ミスマッチ”が生じた大震災発生から最初の72時間に焦点をあて、東北大学での出来事、明るみに出た問題点、想像を絶するような環境で奮闘した同僚医師らの経験も合わせ、今フォーラムでみなさんに共有していただきます。
それをふまえ、様々な専門性を持つ参加者のみなさんと知恵を絞り、救命現場での「想定外」をいかに想定し、どのような対策を取れるのか、意見交換を行いたいと考えています。
被災地から遠くに住む我々にとって、今後何をどうしていけばいいのか、大きな方向性を与えてくれる貴重な会になると思います。ふるってご参加ください。
日時:6月7日(火)*注意!金曜日ではありません。
開始:午後6時30分(開場:午後6時)
会場:Li Ka Shing Center, Room130, Stanford University
*注意!おなじみのClark Centerではありません。
住所:291 Campus Dr. West, Palo Alto, California 94305
駐車場:Campus Dr. West沿いのストラクチャ(無料)をご利用いただくのが便利です。
参加費:無料 *TOMYさんからスナックと飲み物の差し入れがあります。
参加登録:下記リンク先のフォームよりお申し込みください。
中川敦寛先生プロフィール:
東北大学病院助教 医学博士 脳神経外科学会専門医
2007年から東北大学病院高度救命救急センターで神経救急を担当。
2001-2004年 東北大学流体科学研究所
2008-2010年 UCSF脳脊髄外傷センター Neurotrauma Clinical Fellowship
研究テーマ:外傷性脳損傷のトランスレーショナルリサーチ、産官学連携プラットフォームの
運営を通して医療機器開発(2011年秋- 多施設共同試験)、医療システムの提案。