昨今もっともホットなテクノロジー分野として挙げられるのが、人工知能とロボット。
今回のフォーラムはこの2大テクノロジーにフォーカスし、これらのテクノロジーがどのようにライフサイエンスとメディカル分野に貢献するのかを話し合います。また、今回のスピーカーを交えてラウンドテーブルディスカッションにより一層理解を深めるように企画しています。
Two of the most talked about exciting new technologies are Robotics and Artificial Intelligence (AI). At this forum, we will focus on these two areas and explore how these technologies might contribute to the life science and medical fields. We have invited speakers who will discuss applications for these exciting technologies. In order to facilitate in-depth learning about these technologies and their applications, there will be a roundtable discussion following each talk.
Date and Time:
December 3, Saturday, 1:00PM-5:00PM
Location:
Location:
2nd floor, Redwood City Downtown Library, meeting room
Address:
Address:
1044 Middlefield Road, Redwood City, CA 94063
場所はライブラリー建物の左側ドアを入り、エレベーターで2階。
会場はCaltrainのRedwood Cityステーションから徒歩5分です。
場所はライブラリー建物の左側ドアを入り、エレベーターで2階。
会場はCaltrainのRedwood Cityステーションから徒歩5分です。
Fee: $20、$15 for student
Registration and payment:
https://www.aplos.com/aws/give/JBC/F12032016
★参加費に軽食、ドリンク、スナックが含まれます。
★ 座席に限りアリ。一定数に達した時点で申し込み締め切りと致します。
★ スポンサー企業歓迎。ご支援いただける企業の方ございましたら、こちらJBC Otoiawaseリンクよりお知らせください。
★ボランティア募集!お手伝いしてくださる方は、Registration and payment前に、こちらJBC Otoiawaseリンクよりお知らせください。
★JBCに初めて参加される方は、レジストレーション後、JBCメンバー登録によりJBCからの次回からの案内が届きます;http://www.jbcbio.org/p/join.html
<スケジュール>
1:00- 1:20PM 受付、ネットワーキング
進行役/司会:上原 輝彦、橋本 千香
1:30PM- 2:00PM Talk1
Title:
手術ロボット最前線 医療業界に起こるイノベーション
The leading edge of Surgical Robot; Innovation in the medical industry
The leading edge of Surgical Robot; Innovation in the medical industry
Speaker:
壇 洋一郎(Yoichiro Dan)
壇 洋一郎(Yoichiro Dan)
Senior Mechatronics Engineer, Auris Surgical Robotics
2:00PM- 2:30PM Talk 2
Title:
ディープラーニングの医療応用
Application of deep learning to the healthcare and life science fields
Speaker:
大田信行 (Nobuyuki Ota, Ph.D.)
COO, Preferred Network America
2:30PM- 2:50PM Talk 3
Title:
人工知能と遺伝子解析:境界領域の開拓に向けて
Artificial inteligence and genetic analysis
Speaker:
城戸隆 (Takashi Kido)
2:50PM- 3:00PM Break
3:00PM- 4:00PM Round table discussion
4:00PM- 4:30PM Networking
フォーラム企画&運営:水野 和恵、清田 智子、上原 輝彦、鈴木 智之、小牧裕佳子、金牧信二、鹿島理沙、 橋本 千香2:30PM- 2:50PM Talk 3
Title:
人工知能と遺伝子解析:境界領域の開拓に向けて
Artificial inteligence and genetic analysis
Speaker:
城戸隆 (Takashi Kido)
2:50PM- 3:00PM Break
3:00PM- 4:00PM Round table discussion
4:00PM- 4:30PM Networking
<トークサマリー・講師プロフィール(講演順)>
壇 洋一郎(Yoichiro Dan)
Talk title:
手術ロボット最前線 医療業界に起こるイノベーション
Summary:
近年ロボット業界では産業用ロボットなどで培われた技術の新しいアップリケーションとして医療バイオ分野への進出が注目されています。本講演ではこの分野におけるロボット技術の応用事例として手術用ロボットを取り上げます。手術用ロボットの歴史を紹介すると共に、今医療現場でどのような技術革新が起こっているか、そして将来どのような展開が期待されているかについて解説します。
Biography:
Auris Surgical Roboticsシニアメカトロニクスエンジニア。日本のロボットベンチャー企業、産業用ロボットメーカでの勤務、スタンフォード大学客員研究員を経て2015年4月より現職。これまでに開発したロボットは二足歩行ロボットや産業用ロボットアーム、ロボットハンド、手術用ロボットなど多岐に渡る。アメリカのロボット業界で働く数少ない日本人エンジニアとして日本のプレゼンス向上のために活動中。
大田信行 (Nobuyuki Ota, Ph.D.)
Talk title:
ディープラーニングの医療応用
Talk Summary:
近年大きな話題の人工知能(AI)テクノロジーのベンチャー企業で注目を集めている、”プリファード・ネットワークス(Preferred Networks,PFN)” PFNは昨今トヨタと自動運転テクノロジーでの提携、工業用ロボット分野でファナックと共同開発を進めている一方、じつはバイオ&ロボットの世界にも挑戦し始めている。ディープラーニングをゲノムデータ、医療情報、プロテインや低分子化合物情報に応用。このたびはPFNの手掛けているプロジェクトとPFNが目指すプロダクトについて語ってもらいます。
Recently artificial intelligence (AI) has been a much talked-about promising new technology. Japan's leading AI company, Preferred Networks (PFN), has been collaborating with Toyota in the development of auto drive and industrial robotics along with FANUC. Simultaneously, PFN has been working in life science and robotic fields including drug discovery, diagnostics, and individualized therapies using deep learning systems. At this talk, we will hear about PFN's projects and learn what PFN is striving to achieve with AI in the life science and medical fields.
Biography:
日本のスタートアップ企業、プリファードネットワークアメリカのCOO(最高執行責任者)。東京理科大学非常勤教授。
イェール大学の分子生物物理学と生化学博士号取得。サンフランシスコのカリフォルニア生物物理学、大学の学科とハワード·ヒューズ医療研究所でポストドクトラルフェロー及び研究員として従事。その後バイオテク企業、A-CUBE、コンピュータ支援抗体医薬品会社を立ち上げ、共同創設者、社長、兼最高経営責任者(CEO)となる。現在当社はトレリスバイオサイエンス社と合弁会社となる。
城戸隆 (Takashi Kido)
Talk title:
人工知能と遺伝子解析:境界領域の開拓に向けて
城戸隆 (Takashi Kido)
Talk title:
人工知能と遺伝子解析:境界領域の開拓に向けて
Talk Summary:
講演者は、スタンフォード大学やベンチャー企業で、10年以上、 人工知能と遺伝子解析に関わる研究に従事してきた。 人工知能とヘルス& ウェルネス分野の境界領域の開拓に向けて2012年から毎年、 スタンフォード大学で、 AAAI国際シンポジウムを主催している。来年も、3月27日~ 29日にかけてWellbeing AI: From Machine Learning to Subjective Oriented Computing を主催する。 講演者のさきがけプロジェクトでのパーソナルゲノムに関する研究 や、AAAI国際シンポジウムについて紹介する。
Biography:
1996年慶應義塾大学大学院理工学研究科計算機科学専攻にて遺 伝的アルゴリズムを用いたハイブリッド探索に関する研究で博士号 取得。 1997年からNTT情報通信研究所知的エージェントグループ、 1998~ 2001年マレーシアのマルチメディアスーパーコリドー計画のも とでNTT海外R&D拠点立上げのために赴任。2002~ 06年遺伝子解析のベンチャー企業であるHuBit Genomix社にて疾患関連解析の研究開発に従事。 2006年~2009年、スタンフォード大学Genetics DepartmentのStanford Microarray Database groupにて客員研究員。 2009年より理研ジェネシス社にて研究開発に従事し、 2010年よりJSTさきがけの大挑戦型プロジェクトとしてパー ソナルゲノムに関する研究を進めてきた。